許可を申請する場合、営業所ごとに置く専任技術者としての適格性と常勤性
などを確認するために、行政機関の担当窓口に求められる提出書類を確認書類
疎明書類、裏付け書類などと言います。
一般的な確認書類は下記の通りです。
専任技術者の確認書類
@資格・経験確認書類
a. 技術者の資格が国家資格者の場合は、その「合格証明書」「免許証」など
b.技術者の要件が大臣認定の場合は、その「認定書」
c.所定学科卒業+所定の実務経験の場合は、「卒業証明書の原本と、必要
期間の実務経験証明書(様式第9号)で、実務経験が確認できるもの
・ 証明者が許可を有している場合・・・ 建設業許可通知書の写し又は
許可業種、許可番号、許可年月日、電話番号明記など
・ 証明者が許可を有していない場合・・・工事請負契約書、請書、注文書の
写し(証明期間分)など
・ 個人営業の場合・・・・確定申告書控え、所得証明書及び契約書など
d.技術者の要件が実務経験の場合は、合計して10年以上の実務経験証明書
(実務経験の内容が確認出来る書類としてはc と同じ書類
e.指揮監督的実務経験の場合は、実務経験の内容欄に記入した工事について
の契約書の写し、「指導監督的実務経験証明書」(様式第10号)
A常勤確認書類
a.住民票(発効後3か月以内)
b.常勤性を確認するものとして次のいずれか
・健康保険被保険者証
・源泉徴収簿、賃金台帳、出勤簿など
(出向の場合)
・出向協定書、辞令書
・出向元の健康保険被保険者証
・出勤簿など
専任技術者はその営業所に常勤していることが必要です。
ですから、通勤可能な場所に住んでいることが必要です。 本人の住所と営業所とが
かけ離れている場合は次のいずれかの確認書類が求められます。
・車通勤の場合・・・・通勤経路図 、運転免許証、車検証の写し
・車以外の場合・・・・通勤経路図、定期券の写し